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奈良 木綿手紡ぎの会|白、と布|タオルI
奈良 木綿手紡ぎの会|白、と布|タオルI
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タオル 約77×26.5cm(フリンジ除く)
経糸|ガラ紡
緯糸|手紡ぎ糸
制作|奈良木綿手紡ぎの会
「白、と布」タオルにつきまして|
このタオルは木綿の手紡ぎ糸で織っています。木綿の繊維は本来、種を守るためにあるもので水を弾きます。そのため、はじめは水の吸い取りがよくありません。でも使って洗ってを繰り返すうち、柔らかで吸水の良い布になっていきます。ぜひ日頃からお使いいただけましたら幸いです。手紡ぎ糸の表情も使うことでいっそういきてまいります。(土屋美恵子/奈良木綿手紡ぎの会)
土屋美恵子 TSUCHIYA Mieko
新潟県生まれ。旅館を営む母の着物姿を毎日見て育つ。20代の後半、ものづくりをして生きていくという道があることに気がつき、京都で染織の基礎を学び以後独学。2006年、奈良市にて「つちや織物所」を開設し暮らしの道具を作り始める。かねてから古いもの・古い布に惹かれ、なにが自分を惹きつけているのかを折々に考えていたが、自分なりにその理由に行き着き、2013年から「奈良 木綿手紡ぎの会」を始め、奈良で採れた綿花からの布作りに取り組んでいる。
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私たちは生まれてからほとんどの時間、何かしらの布を身につけています。さまざまな布をえらび自在に楽しむことができる時代ではありますが、その布がどこでどのように、どんな材料から作られているのかに思いをめぐらすことはあまり無いのではないでしょうか? また、知ろうとしてもその背景は複雑で見えにくいものです。
「白、と布」では自らの手で綿花から糸を紡ぎ、布を織ることをこころざす「奈良 木綿手紡ぎの会」のメンバーがこしらえたタオルやアームウォーマー、ブローチなどをご覧いただきます。
本来布は、自然界のいのちあるものを素材にして、人が手をかけ丹精してようやく得られるもので、素材や人の息遣いが感じられるものでした。古に学びながら、とはいえ真似をしたり必要以上にあこがれるということなく、今の私たちとしての布をつくりたいものです。そのように作った布から何を受け取ってもらえるのか、あるいは受け取ってもらえないのか。布を介してみなさんとお会いできるのをとても楽しみにしています。(土屋美恵子/「白、と布」展─2023年5月於工芸青花─によせて)
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