講座|工芸と私67|土屋美恵子|よい布ってなんだろう
講座|工芸と私67|土屋美恵子|よい布ってなんだろう
*青花会員は2,500円で御参加いただけます(先日メイルでお送りしたクーポンコードを購入時に御入力ください。御不明の場合はお問合せよりお知らせください)
■日時……2023年5月26日(金)18時‐19時半|開場17時半
■場所……一水寮悠庵|東京都新宿区横寺町31-13(神楽坂)会場地図
■定員……20名
内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は、「白、と布」展(以下URL)を機に、出品者の土屋美恵子さん(奈良 木綿手紡ぎの会)のお話をうかがいます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
講師……土屋美恵子 TSUCHIYA Mieko
新潟県生まれ。旅館を営む母の着物姿を毎日見て育つ。20代の後半、ものづくりをして生きていくという道があることに気がつき、京都で染織の基礎を学び以後独学。2006年、奈良市にて「つちや織物所」を開設し暮らしの道具を作り始める。かねてから古いもの・古い布に惹かれ、なにが自分を惹きつけているのかを折々に考えていたが、自分なりにその理由に行き着き、2013年から「奈良 木綿手紡ぎの会」を始め、奈良で採れた綿花からの布作りに取り組んでいる。
土屋さんから……いい布、魅力のある布ってなんだろうか、そして現代において手織りをする意味はどこにあるのかとずっと考えてきました。その答えは未だ定まりませんが、答えにつながる要素のいくつかは見つけることができたと思っています。いい布に近づくための回路として始めた「奈良 木綿手紡ぎの会」の活動や、繊維としての木綿のこと、畑での栽培のこと、ワタから布ができるまでをご紹介しつつ、日常とは少し違う目線で布そのものについて、眺めたり感じたりする時間になればと考えています。
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