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絵葉書|一日一菓|木村宗慎|1月-6月

絵葉書|一日一菓|木村宗慎|1月-6月

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6枚組/解説付
監修|木村宗慎(茶人)
撮影|青木登(新潮社)


「もてなしの気持はどうすれば伝えられるのか、写真の1カットずつが、私にとって茶会でした」(木村宗慎)。1年間365日、菓子と器をかえて解説を附した本『一日一菓』(新潮社)より抜粋。


1月|
菓=千代の糸/松華堂(半田)  
器=七宝龍文兜鉢(明時代)
・紅白のはんなりした佇まいが好ましい祝儀菓子。名古屋に限らず愛知県は、森川如春庵のような数寄者に育てられたよい和菓子屋が多くあります。唐物として珍重された明時代の七宝は、昔から白と黄色がきれいなことが優品の条件でした。

2月|
菓=梅、鶯/亀廣保(京都烏丸御池) 
器=唐物真塗輪花盆(清時代初)
・「暗香浮動月黄昏」。梅の詩といえば北宋の林和靖。干菓子の美味しさは、眼で見て楽しいことを含んだものです。京都の町の大切な価値観である「ちんまりとしたかわいらしさ」を物語る造形。

3月|
菓=雛菓子/京都鶴屋鶴壽庵(京都壬生)  
器=すやり霞絵桐木地神折敷(林美木子作)
・草餅、薯蕷、きんとん、こなし製の桃。指の先ほどの大きさの、和菓子のミニチュアです。器は有職故実や御所風の絵画・造形で著名な作り手によるもの。「すやり霞」 と俗に呼ばれる模様と群青の色目が、王朝の雅を象徴します。

4月|
菓=花簪/末富(京都四条烏丸) 
器=東大寺二月堂練行衆盤写日ノ丸盆(江戸時代)
・桜の花びらと、丸い提灯には水の押印。水辺に舞い散る花を眺める女人……そんな情景が浮かぶような菓子です。こなし製で、青竹の鮮やかさも身上のうち。串を手にした時のひんやりした触感も御馳走ですから。

5月|
菓=卯の花巻/二条駿河屋(京都二条新町) 
器=古染付玉章鉢(明時代末)
・「たつた河岸の籬を見わたせば井堰の波にまがふ卯の花」(西行)。新緑に映える卯の花、これぞ皐月。塩茹でした胡桃を芯に、青いこなしと白雪糕を巻いたもの。渦巻が水の流れを表す初夏の菓子です。

6月
菓=葛水無月/末富(京都四条烏丸) 
器=祥瑞反鉢(明時代末/遠州蔵帳所載/藤田家伝来)
・葛のやわらかさには仮初めの感があります。夏越の祓いの時期に作られる「水無月」 は餅製が多いのですが、あえて葛で拵えて、もてなしの菓子としたもの。


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