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書籍|川瀬敏郎|花鏡−万能を一心につなぐ

書籍|川瀬敏郎|花鏡−万能を一心につなぐ

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『花鏡−万能を一心につなぐ』
著者|川瀬敏郎
発行|2025年10月25日/新潮社青花の会
撮影|佐々木英基
A4判/上製本/カラー184頁


川瀬敏郎 KAWASE Toshiro
花人。1948年京都市生れ。幼少より池坊の花道を学ぶ。日本大学芸術学部卒業後、パリ大学へ留学。演劇、映画を研究するかたわらヨーロッパ各地を巡る。74年に帰国後は流派に属さず、いけばなの原形である「たてはな」と、千利休が大成した自由な花「なげいれ」を軸に、花によって「日本の肖像」を描くという独自の創作活動を続ける。2009年京都府文化賞(功労賞)、13年京都美術文化賞を受賞。著書に『川瀬敏郎 今様花伝書』『川瀬敏郎 一日一花』『四時之花 なげいれ稽古録』『花鏡 万能を一心につなぐ』(いずれも新潮社)など。


目次|
一 万世を寿ぐ
二 神を真似ぶ
三 王朝のみやび
四 緑滴る
五 隠士文人の境涯
六 草木の風興
七 わび
八 素のかたち
九 山の神


本書より|
『花鏡』は、私が三十数年にわたり、教場に在籍する方々に向けて、日本の「花」の真髄、精華を伝えるためにいけてきた作品を集大成したものです。(略)神人和楽する太古の「まつり」、豊穣を祈る神事など、「花」の祖型をかたちづくってきた「ハレ」の花を柱とし、
そこから枝分かれしていった「数寄の美」など、日本の「いける花」の伝統の本質を見つめ直すことに主眼を置いています。(川瀬敏郎「後記」より)



『花鏡』という書名は、能の大成者世阿弥の伝書に拠ります。二十代半ば、フランス留学から戻った私は、花道史以前、いける花の根源にある宗教、思想を合わせもつ「花」の美を極めることが
己れの花の道を進めていくこと、と決心していました。そしてその「依代」と仰いだのが能、世阿弥の花伝書でした。以来「万能を一心につなぐ」という世阿弥の言葉を胸に邁進してきました。(同)

花に生き、花に生かされた七〇有余年は、ほんとうにあっという間でした。花に果てはなく、まだ道半ばですが、「老後の初心」を胸に、道なき道を歩んでまいります。(同)

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