通信講座|本と私2|金沢百枝|旧約聖書の美術表現:中世と近世
通信講座|本と私2|金沢百枝|旧約聖書の美術表現:中世と近世
公開|2024年2月26日-6月2日/約70分
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*公開期間後は御購入者も本講座(動画)が視聴できなくなりますので御注意ください
*本講座は2024年2月に工芸青花で開催された講座「本と私2」と同じ内容です
内容|青花の講座「キリスト教美術をたのしむ」でもおなじみの美術史家・金沢百枝さんの新著刊行を機に、本の内容からすこし幅をひろげてお話をうかがいます。
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■金沢百枝『キリスト教美術をたのしむ 旧約聖書篇』
□2024年1月31日刊|新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/355411/
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予告篇
https://youtu.be/6er6n57yknk
講師|金沢百枝 KANAZAWA Momo
美術史家。多摩美術大学美術学部芸術学科教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞。2016年、サントリー学芸賞。著書に『ロマネスク美術革命』(新潮社)、『キリスト教美術をたのしむ 旧約聖書篇』(新潮社)、共著に『イタリア古寺巡礼』シリーズ(新潮社)。
金沢さんから|この本は、旧約聖書の内容をわかりやすく紹介することだけが目的ではありません。もちろん、物語を知ってもらうために解説しているのですが、本書の目的は、中世におけるキリスト教美術の成立過程──作り手の聖書解釈にもとづく図像の生成、継承、変容のさま──をみてゆくことにありました。
ルネサンス以降の美術では、幾何学的遠近法や写実性を重視しますが、はたしてそれは「進化」でしょうか。中世美術にはまず「つたえたいこと」があり、そのために描写を抽象化、単純化していたのです。
講座では、旧約聖書の物語をいくつかとりあげ、おなじ主題における中世と近世の表現の差とその理由、美術がになう役割の変化など、お話できたらと思います。
青花の会より|お申し込みいただいた方には視聴用注文URLとパスワードをお知らせします。御購入時に送信される確認メール、もしくはマイページの履歴より御確認ください。
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