講座｜金沢百枝｜キリスト教美術をたのしむ87｜クリスマス特別篇

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日時｜2023年12月8日（金）18時半‐20時半｜開場18時
会場｜自由学園明日館ホール｜東京都豊島区西池袋2-31-3（目白）
定員｜50名

内容｜旧約聖書、新約聖書、聖人伝などの物語を、それらを描いた絵画や彫刻とともに解説してゆきます。

講師｜金沢百枝　KANAZAWA Momo
美術史家。多摩美術大学美術学部芸術学科教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞。2016年、サントリー学芸賞。著書に『ロマネスク美術革命』（新潮社）、『ロマネスクの宇宙　ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』（東京大学出版会）、共著に『イタリア古寺巡礼』シリーズ（新潮社）。

金沢さんから｜
昨年のクリスマス講座からもう1年、なんて信じられません。「聖母マリアの、母としての愛情表現」というテーマで準備していたところ、前日に母が亡くなり、追悼の意をこめた講座となりました。のこされた父の悲しみを思うと、まだ自分の気持にはむきあえず、父をサポートしてきた1年でした。
　ですので、今年は養父ヨセフや動物たちなど、「降誕」場面で聖母子をサポートする脇役たちに焦点をあてたいと思います。今年も自由学園明日館のお祈りの部屋で、クリスマスツリーとともにみなさまとあつまり、降誕図をたのしくみてゆけたら幸いです。

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