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講座|工芸と私73|木村達哉+清水喜守|山茶碗の魅力

講座|工芸と私73|木村達哉+清水喜守|山茶碗の魅力

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日時|2024年1月26日(金)18時−20時|開場17時半
会場|悠庵
   東京都新宿区横寺町31 一水寮(神楽坂)map
定員|20名


内容|作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は、「山茶碗」展(以下URL)を機に、出品者のおふたり──骨董商の清水喜守さんと陶芸家の木村達哉さんのお話をうかがいます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20240101.html


講師|木村達哉 KIMURA Tatsuya
1998年、愛知県稲沢市生まれ。2018年、愛知県立芸術大学陶磁専攻入学。2019年、グループ展参加。2020年、Hase(名古屋)にて初個展。2022年、愛知県立芸術大学陶磁専攻卒業。

講師|清水喜守 SHIMIZU Yoshimori
1983年岐阜県に生まれる。骨董好きの父に連れられ9歳頃から骨董店、美術館巡りが始まる。初めて触れた骨董は父が持ち帰った古備前の壺。六古窯から骨董に入る。その頃に山茶碗に出会う。中学からイギリス留学をし、ボーディングスクール卒業後、オークション会社サザビーズ、大英博物館などのコースを終了した後にSOAS(ロンドン大学)にて修士号を取得。修士論文は「山茶碗の用途についての考察」。帰国後数年して「古美術28」をオープンする。


木村さんから|
今回、古美術28の清水喜守さんと山茶碗のお話をさせていただきます。山茶碗は量産雑器。だからこそ無駄な要素は削ぎ落とされ、土という素材と、技術や気持ちといった「人間」をバランスよく感じます。そういったところに感動して、学生の頃から常に近くに置いて、見て、触って、作ってきました。とは言っても清水喜守さんと山茶碗についてお話しするのは緊張しそうです……。
 自分は作り手としての目線で山茶碗を見ているため、土という素材、決められた形、成形方法、焼き方などが特に先に情報として入ってきます。そこには多くのどうして? があり、いまだにわからないことも多い山茶碗。しかし、約800年前の器といえど僕らと同じ人間が作った器。清水喜守さんの、これまでたくさん扱われてきた深い知識と、僕の作り手だからこそ感じ取れる感覚が交わることで、シンプルで奥深い山茶碗をもう一度考える機会になればと思います。

清水さんから|
そば猪口と共に長く骨董の入門篇代表の位置に君臨してきた山茶碗。思い返してみれば、私も骨董歴のかなり初期の段階で出会っており、一番長く付き合ってきた古美術の一つです。そのイメージ故に、なのでしょうか。知名度の高さのわりに、深く掘り下げる人が少なかったジャンルでもあります。関連書籍も発掘調査報告や論文のような専門的な物ばかりで、カジュアルな形で特集された事はほとんどありません。山茶碗を多く掲載した『工芸青花』11号はその点画期的なものだったと言えるでしょう。
 山茶碗を追いかけて30年。とある若き陶芸家の熱意のおかげで、もう一歩踏み込んで山茶碗の魅力を見つめる機会が訪れたようです。平安の栄華の輪郭がぼやけはじめた時に現れ、室町文化が開花した頃には消滅した、時代遅れとも思える謎多き無骨な炻器碗。今回は木村達哉さんとその不思議な魅力についてとことん語ろうと思います。


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