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講座|工芸と私75|日野明子+柴原孝|産地問屋と考える産地

講座|工芸と私75|日野明子+柴原孝|産地問屋と考える産地

通常価格 ¥3,500  税込
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日時|4月26日(金)18時−20時|開場17時半
会場|悠庵|東京都新宿区横寺町31 一水寮(神楽坂)map
定員|15名


内容|作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は、「産地とはなにか」展(以下URL)を機に、監修者の日野明子さんと、産地問屋「山一」の柴原孝さんのお話をうかがいます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20240401.html


講師|日野明子 HINO Akiko
1967年神奈川県生れ。共立女子大学家政学部生活美術科に入学したところ、工業デザイナーの秋岡芳夫先生に出会う幸運を得る。大学時代は旅行中に各地の民藝館の魅力に取り憑かれたが、クラフトも捨てがたく、就職はクラフトが強かった松屋の子会社「松屋商事」に入社。最初の配属はクラフトマインドを持ったフィンランドのガラスメーカー「iittala」。営業7年。休みの日は産地を巡っていた。1998年に会社が解散。1999年に見切り発車で、“ひとり問屋”スタジオ木瓜を立ち上げる。現在は、展覧会企画、産地アドバイザーなど。季刊誌『住む。』(泰文館)連載「作り手の家を訪ねる」。アクシス web magazine 連載「宝玉混沌パズル」(以下)。
https://www.axismag.jp/posts/serial/hinoakiko-puzzle


日野さんから|
山一の柴原孝さんとの出会いは、数年前、自分が企画した展覧会で声をかけてくださったことでした。若々しい動きが印象的で、会話からはものづくりへの愛情と興味が滲み出でいました。人懐っこい笑顔で産地に誘ってくださり、すぐに木曽に連れて行ってもらいました。3時間の道中、産地の歴史と土地の問題も伺いました。現場では様々な業態や技術を持った作り手を紹介いただきました。仕事により、彼らの特性を見極め、的確に仕事を振っていく姿は、“産地問屋”のあるべき姿だと感じました。
 品物が市場に並ぶまでに、問屋が何軒も入ることは “値段が上がるだけの悪”と思う方も多いと思いますが、 産地に根付き、産地を思う、“産地問屋”でないと出来ない仕事があります。柴原さんのお話から、産地を支える産地問屋の意義を考えたいと思います。


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