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講座|工芸と私86|鞍田崇|道具と哲学
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*青花会員は2,500円で御参加いただけます(先日メイルでお送りしたクーポンコードを購入時に御入力ください。御不明の場合は お問合せよりお知らせください)
*本講座は当日及び後日配信の予定はありません
日時|2025年10月2日(木)18時半-20時|開場18時
会場|青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)map
定員|30名
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■展覧会|シェーカーの椅子
□2025年9月24日-10月6日|青花室(神楽坂)
鞍田さんから|
「《ほらね、君が現象学者だったらこのカクテルについて語れるんだよ、そしてそれは哲学なんだ!》サルトルは感動で青ざめた。ほとんど青ざめた、といってよい。それは彼が長いあいだ望んでいたこととぴったりしていた。つまり事物について語ること、彼が触れるままの事物を……そしてそれが哲学であることを彼は望んでいたのである」(ボーヴォワール『女ざかり』より)。哲学に憧れて大学に進学した直後にこのくだりを読んだとき、「青ざめ」こそしないものの、まさにこれこそ僕が求めていた哲学の姿だと感動しました。その後年月を経るうち、この日のことを思いかえすことは久しくありませんでしたが、ある日、突然に記憶がよみがえってきたのです。柳宗悦「下手ものゝ美」冒頭のこんな一文とともに――「私は同じ様な事を、今眺めてゐる一枚の皿に就ても云ふ事が出來る」。カクテルや一枚の皿について語ることがそのまま深い精神を論じることになる。物と心、道具と哲学、いつもこの対の中で動いてきた僕の関心のいまを、あらためてこの機会に振り返ってみたいと思います。
講師|鞍田崇 KURATA Takashi
哲学者。1970年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科哲学専攻卒業、同大学院人間・環境学研究科人間存在基礎論講座修了。博士(人間・環境学)。現在、明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問う。著作に『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会 2015)、『民藝のみかた』(監修・解説、作品社 2024)など。
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