通信講座|古道具坂田と私5|土田眞紀|as it is と「あるがまま」
通信講座|古道具坂田と私5|土田眞紀|as it is と「あるがまま」
■公開|2023年4月19日-2023年7月30日/約85分
*公開期間後は御購入者も本講座(動画)を視聴できなくなりますので御注意ください
*本講座は2023年2月に工芸青花で開催された講座「古道具坂田と私5」と同じ内容です
内容|東京目白にあった「古道具坂田」(1973-2020)は、骨董商の坂田和實さん(1945-2022。著書に『ひとりよがりのものさし』等。「museum as it is」創立者)がいとなんでいた店で、その質素な構えに反して、とくに1990年代以降は、分野も世代も国境もこえて多くの人々の心を照らし、ときには人生観までかえてしまうような店でした。そんな坂田さんの仕事について、さまざまな人に、さまざまな視点から語っていただこうと思います。
http://asitis.sakatakazumi.com/
講師|土田眞紀 TSUCHIDA Maki
1960年、大阪市生れ。大学では西洋美術史を専攻し、近代デザイン史を学ぶ。1987年から三重県立美術館に学芸員として勤務し、さまざまな展覧会企画に携わる。そのひとつ1997年の「柳宗悦─「平常」の美、「日常」の神秘」展をきっかけに柳宗悦への関心を深める。1999年に美術館を退職。柳宗悦を中心に近代工芸史や工芸をめぐる思想の研究に取り組んでいる。著書に『さまよえる工藝─柳宗悦と近代』(草風館、2007年)、『柳宗悦と美』(玉川大学出版部、2021年)など。
土田さんから|いまから30年近く前にある雑誌で古道具坂田の紹介記事を見てどうしても訪れたくなり、それ以来東京に行くたびに訪ねました。当時は美術館の学芸員で、柳宗悦の展覧会を企画することになって坂田さんと話していた時に、柳の晩年の草稿に「只麼(しも)」という言葉が出てくること、それは禅語で「あるがまま」という意味で坂田さんが千葉県茂原に開設された美術館 museum as it is の名の由来であることを教えていただきました。その会話があまりにもさりげなかったこと、また私にとってその後幾度となく反芻する問いとなったことをいま思い出しています。
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